
目の前のことを頑張ってきたのに、自分が何をしたいのか分からなくなるときがある…
やりたいことがわからないまま、
時間だけが過ぎていく…
そんな感覚に、ふと焦ることはありませんか?
私も数年前、
“ やりたいこと ” を見直した時期がありました。
そして最近読んだのが、
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』
です。
過去に自分なりに考えたことがあったからこそ、
読んでみて、
「あ、私の見直し方、まだ浅かったかも」と
思いました。
この本では、
その中でも特に印象に残った視点を、
イチ読者としてまとめます。
≪ この記事でわかること ≫
やりたいことがわからない時、どこで迷いやすいのか
向いていることや大事にしたいことを、どう整理していけばいいか
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』が、考えをほぐすきっかけになる理由

やりたいことがわからない時、焦って動くほど苦しくなることがある
「まず行動しなきゃ」と思うほど、気持ちが置いていかれる
やりたいことがわからない時、
「とにかく行動してみたら?」と
言われることがありますよね。
自分でもそう思って、何か始めてみる。
この流れは、きっと珍しくないと思います。
でもこの本では、
その考え方には、落とし穴があると
書かれていました。
著者の八木さんによると、
やりたいことがわからない原因は、
行動不足ではなく、選択肢が多すぎることに
あるそうです。
できることが増える→
見える世界も広がる→
すると、その分だけ選べなくなる。
だから必要なのは、
自分の中の “ 選ぶ基準 ” を磨くこと。
私も以前、付箋に「できること」や
「やってみたいこと」を
書き出したことがあります。
そのとき、
動く前に整理することは、
遠回りではないのかもしれない、と
感じました。
焦って進むより、
一旦立ち止まるほうが
いいかもしれません。
やりたいことは “ 好き ” だけで探さないほうが整理しやすい
この本を読んで印象に残ったのは、
“ やりたいこと ” は “ 好きなこと ” だけでは
決まらない、という点でした。
この本では、その考え方として
『自己理解メソッド』が紹介されています。
≪ 自己理解メソッド ≫
① 好きなこと(情熱)
② 得意なこと(才能)
③ 大事なこと(価値観)
この3つを順番に整理していくことで、
“ 本当にやりたいこと ” に近づいていく。
著者の八木さんはそう説明しています。
私はここを読んだ時、
今まで “ 好きなこと探し ” ばかりしていた
かもしれない、と思いました。
でも実際は、好きなことがあっても、
やり方が合わなければ苦しくなることがある。
逆に、自分に合うやり方や大事にしたいことが
見えてくると、考え方が少し落ち着いてきます。
実際に私も、
自己理解メソッドで、
今やっていることを見直してみました。
特に難しかったのは、“ 得意なこと ” です。
自分にとって当たり前すぎて、
なかなか言葉にできませんでした。
でも、好き・得意・大事を
分けて考えるだけで、
頭の中の混線が少しほどける感じがありました。
やりたいことが見つからない時って、
「好きなことは何?」ばかり考えがちです。
でも、
「得意なことは?」「何を大事にしたい?」まで
広げてみると、見え方が少し変わるかもしれません。
詳しくしりたい方は、
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』の
本文で、自己理解メソッドの流れを読んでみると、
より整理しやすいと思います
自分の気持ちが見えない時は、『大事にしたいこと』から見直してみる
周りの正しさを優先していると、本音はだんだんわからなくなる
この本を読んでいて、
「なるほど」と思ったのが、
“ 目標 ” と “ 価値観 ” は
別のものとして考える、という視点でした。
この本では、こう説明されています。
≪ 価値観 ≫
ずっと進み続ける人生の方向
≪ 目標 ≫
その途中にあるチェックポイント
似ているようで、
たしかに違うんですよね。
目標だけを追いかけていると、
何を達成したいかは見えても、
自分がどう生きたいかは、
見えにくくなることがあります。
さらにこの本では、
価値観にも “ 本物 ” と “ 偽物 ” があると
書かれていました。
≪ 本物の価値観 ≫
~したい
≪ 偽物の価値観 ≫
~すべき
~しなきゃ
※親や社会から入ってきた価値観の可能性がある
この部分は、かなり印象に残りました。
以前の私は、
「こうするべき」で考えることが多かったです。
でも、
自分の人生を見直した時に、
はじめて「これから私はどうしたいんだろう」
と考えました。
簡単ではなかったです。
ただ、不思議と少し楽しくもありました。
やっと自分の本音を
探しにいけた感じがしたからです。
何を整理するのかが分からないまま考えるより、
まず「価値観とは何か」を知ってから
向き合うほうが、本音は見えやすくなるかもしれません。
価値観が見えてくると、選ぶ基準も少しずつ変わっていく
「自分の価値観はなんですか?」と
聞かれても、
すぐには答えにくいですよね。
私も、そうでした
そんな時のために、
この本では、価値観を整理する流れも
示されています。
たとえば、こんなステップ
- 価値観キーワードを集めるための質問に答える
- 集めたキーワードをグループ分けする
- 整理したものに優先順位をつける
- その中から、自分の仕事の目的を考える
こうして言葉にしていくと、
「何を選ぶか」より先に、
「何を大事にして生きたいか」が
少しずつ見えてきます。
私は、まだ何かを達成したわけではないのに
少し清々しい気持ちになったのを覚えています。
答えを出すことより、
選ぶための基準を持つこと。
その大切さを
この章から教わった気がしました。
向いていることがわからない時は、変わるより活かす視点が助けになる
苦手を埋めるより、自然にできることを拾い直してみる
自分の “ 得意なこと ” は何か。
そう考えた時、
長所より短所のほうが先に浮かぶ人も
多いのではないでしょうか?
私もそのタイプです
だからこの章は、
ちょっとドキッとしました。
でもこの本では、
“ 得意なこと ” は特別な才能ではなく、
無意識にやってしまう思考や行動のクセだと
説明されていました。
つまり、
自分では当たり前すぎて
気づきにくいものでもあるんですね。
そして、著者の八木さんは、
短所をなくそうとする努力より、
自分のクセを長所として活かす努力へ
向きを変えることを勧めています。
この視点は、かなり救いになりました。
足りない部分ばかり見ていると、
ずっと自分を見直し続けることになります…
でも、自分に自然に備わっているものを
使う方向で考えると、
見え方が少し変わってきます。
この本には、得意なことを見つけるための
ワークも載っています。
例もあるので、
考えを進めやすい構成でした。
苦手を埋めることばかりに力を使うより、
自然にできることを拾い直した方が、
気持ちも少し軽くなるかもしれません。
やりたいことは、最初から決めきらなくてもいいのかもしれない
もし、今、
やりたいことがはっきり見つからなかったら、
そのまま先延ばしにしてしまいたくなる
ことがあります。
「もっと明確になってからにしよう」
そう思って、動けなくなることも
あるかもしれません。
でもこの本では、
最初から完璧な答えを出そうとしなくていい、
まずは仮説で決めてみることが大切だと
書かれていました。
ポイントは、
闇雲に動くことではなく、
仮説を立てて動いてみること。
そして、違和感があれば修正する。
また、試してみる。
その繰り返しの中で、
少しずつ “ 本当にやりたいこと ” に
近づいていく。
この考え方は、
決めきれない時の心の負担を
少し軽くしてくれる気がしました。
最初から正解を当てようとしなくていい。
そう思えるだけでも、
動きやすくなることってありますよね。
何事も共通することかもしれませんが、
行動と修正を重ねることは、
やはり大切なんだなと感じました。
まとめ|やりたいことがわからない時こそ、自己理解メソッドを整理してみる
自分のやりたいことがわからず、
モヤモヤしている時は……
答えを急いで探すより、
まず自分の中で整理してみるほうが、
合うこともあるかもしれません。
この本の自己理解メソッドは、
次の3つを分けて考える視点をくれます。
≪ 自己理解メソッド ≫
① 好きなこと(情熱)
② 得意なこと(才能)
③ 大事なこと(価値観)
この3つを分けて考えることで、
頭の中の混線が少しほどけていく。
そんな感覚がありました。
正直に言うと、
書き出すのにそれなりに時間がかかります。
でも、その過程で、
「自分は何を大切にしたいのか」
「どんなやり方なら無理が少ないのか」を
見つめ直すきっかけにはなりそうです。
すぐに答えが出る!という本ではないと
思います。
ただ、やりたいことが見えない時に、
考える順番を整えたい人には、
合う一冊だと思いました。
私自身、
“ やりたいことを見つける ” というより、
“ 自分を整理する ” ために、
読んで良かった本でした。
やりたいことを見つけたい時、
あるいは、自分の気持ちを少し整理したい時に、
手に取ってみるのもいいかもしれません。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド [ 八木 仁平 ] 価格:1540円 | ![]() |