
人は嫌いじゃないのに、帰ってからどっと疲れる
人と会ったあと、ひとりになって、
どっと疲れてしまうことはありませんか?
楽しく話しているはずなのに、
- 「ちゃんとリアクションできてるかな」
- 「この言い方でよかったかな」
と考えてしまう。
そんなふうに、人との時間で心が消耗して
しまうことはありませんか。
武田友紀さんの『「繊細さん」の本』は、
疲れやすい自分でも、
無理をしすぎないための考え方に
気づける本だと感じました。
≪ この記事でわかること ≫
人といると疲れやすい自分にも理由があること
気疲れを減らすために、少し試してみたい考え方
『「繊細さん」の本』から受け取れる、無理をしすぎないヒント

人といると疲れるのは、人が嫌いだからではなかった
帰るとぐったりするのは、楽しめていないからではない
この本では、繊細さんについて、
このように紹介されています
- 繊細さんとは、相手の感情や場の雰囲気、光や音など、まわりの小さな変化に気づきやすい人
このような繊細さんは、
気づきやすいからこそ、
人といると疲れやすいところがあるようです。
私もそのタイプで、
楽しんでいる中でも空気を察知しようとして、
頭と心がずっと働いている感覚があり、
とても疲れます。
でも、疲れるからといって、
人が嫌いなわけではないんです。
そんな自分はよくないのかな?と
不安になったりしますが、
本の中では、こうも説明されています
- 繊細さんは、「気にしすぎ」や「細かすぎ」という性格の問題ではなく、生まれ持った気質
だから「帰ってぐったりすることも私」と理解して、
- 人といる時間を楽しんだ分、あとからひとりで心を休める時間をとる
こんなふうに、帰ったあとのケアを
自分に用意しておくと、
安心できるかもしれません。
気がつきすぎる人ほど、心が休まりにくい理由
繊細さんは、まわりの小さな違和感や、
相手の声のトーンにも気づきやすいです。
そのため、仕事の細かい部分が気になったり、
相手の機嫌を察して緊張したり
することもあります。
私も、先のリスクまで考えやすく、
動く前から頭の中がいっぱいになることも。
この本では、
考えすぎて動けないときの対策として、
魔法の言葉が紹介されています。
魔法の言葉は「とりあえず」
——『「繊細さん」の本』より
「とりあえず、メモだけしておこう」
「とりあえず、案を2つ出そう」
気づいたことを全部やろうとせず、
まずは、できるところだけにしてみる。
そのくらい小さくしてあげると、
休まらなかった心にも、
余白ができるのかもしれません。
人に合わせすぎると、自分の心が置いていかれる
相手の不機嫌は、いつも自分のせいとは限らない
繊細さんは、相手の気持ちを察しやすい。
だから、相手が不機嫌そうに見えると、
「私のせいかな」と考えてしまうこともあります。
私も昔はそうでした。
「あれ?何かしたかな?」と。
そんな私もこの本を見て、
ハッとした言葉がありました。
- 繊細さんが察するのは、相手の感情まで
相手が不機嫌な本当の理由はわかりません。
だから、本当にそうなのか?と、
確かめることが必要だと書かれています。
たとえば、相手が怒っているように見えても、
疲れているだけかもしれない。
「不機嫌そう=私のせい」と決めつける前に、
本当にそうなのかな?と一度立ち止まる。
それだけでも、
相手の機嫌に引っ張られず、
自分の心を保つ余裕が生まれます。
会話のあとに「この言い方でよかったかな」と
考えすぎてしまう方は、言葉選びをラクにする
視点も参考になると思います。
言葉を選びすぎて、会話のあとにどっと疲れてしまうことはありませんか?感じよく話したいのに、言葉を考えすぎて疲れる断るときやお願いするとき、言い方にいつも迷う大人っぽい言葉遣いをしたいけれど、無理を[…]
嫌だと感じる気持ちも、自分を守るサインになる
繊細さんの中には、人を嫌うことを
自分で封じている人がいるそうです。
私も昔はそうでした。
「人を嫌う自分」が、
よくない気がして…
嫌うといっても、
「この人は苦手だ」「イヤな予感がする」
というような感覚。
でも、この本では、
- 嫌い、は大切なセンサー
だと書かれています。
苦手だと感じる気持ちを封じてしまうと、
相手との距離感を調整できず、
かえってトラブルになることもあるようです。
- 「この人といると疲れる」
- 「少し距離を置きたい」
こんなふうに感じたなら、
それは自分を守るためのサインとして、
一度受け止めてみてもいい気がします。
疲れやすい自分を変えるより、休ませ方を知っておく
疲れやすい自分には、刺激を減らす工夫が必要だった
繊細さんは、人の感情だけでなく、
音や光、におい、肌ざわりなどの刺激にも
反応しやすいとこの本には書かれています。
私が疲れやすいのは…
- 賑やかな場所
- 蛍光灯の灯りや点滅するライト
- 強いにおい
これらを感じて疲れることが、よくあります。
ただ、疲れる原因となるものは、
自分だけでは変えにくいものもあります。
だからこそ、刺激を減らす工夫が必要なのだと思います。
例えば…
- 音は気になるときは、耳栓やイヤホンを使う
- 明るすぎる場所では、目線を外したり見る範囲を少なくする
- 疲れた日は、シンプルな食べ物を選ぶ
自分がどんな刺激に疲れやすいのかを知り、
事前に対策を持っておくと、
安心して過ごせるのではないでしょうか。
楽しい予定のあとにも休みを入れると、疲れを引きずりにくくなる
繊細さんは、楽しい予定でも刺激を
たくさん受け取るため、
あとから疲れが出ることがあるようです。
そこで、この本では、
「ぜひ取り入れてほしい」と
おすすめされていることがあります。
- 楽しい予定のあとにも休日を入れること
繊細さんは、
「楽しかったのに、帰ったらぐったり」
ということが起きやすいようです。
それは、楽しくなかったからではなく、
人と話したり、音や光を感じたりして、
心と体がたくさん動いていたから。
その疲れを翌日に残さないためにも、
あらかじめ休み時間を入れておくことが、
大切なのだと思います。
楽しい時間をしっかり楽しむためにも、
そのあとの休みまでセットで考えておくと、
自分に無理をさせすぎずに過ごせそうです。
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まとめ|人といると疲れる自分にも、ちゃんと理由があった
人といて疲れるのは、
- 「人づきあいが苦手なのかな」
- 「気にしすぎなのかな」
と考えてしまうことがあります。
でも『「繊細さん」の本』を読むと、
その疲れは、相手の感情や場の空気、
音や光などをたくさん受け取っているから
起きている場合もあるのだと学びました。
疲れやすい自分に対して、
「疲れないようにすること」を考えがちですが、
無理に変えようとしなくていいようです。
大切なのは、
- 自分が何に疲れやすいのかを知る
- 刺激を減らす工夫をする
- 楽しい予定のあとにも休みを入れておく
そんな工夫をすると、
人と関わる時間も、そのあとの自分の時間も、
今より穏やかに過ごしやすくなるのだと
感じました。